ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2011年8月25日_記事番号:T00032135
義聯集団(Eユナイテッド・グループ)が、建設が遅れているベトナムの大規模製鉄所計画をめぐり、中国鋼鉄(CSC)に支援を要請しているとの観測が流れている。両社の関係者は「聞いたことがない」と否定したが、義聯集団の林義守董事長は「協力できればどちらが主導権を握っても構わない」と期待を寄せているようだ。25日付経済日報が伝えた。
義聯集団の総投資額は35億米ドル。最終的に年産能力1,200万トンの高炉を3基設ける計画で、2007年に着工した。しかし、政治的な問題や人員確保の難しさから500ヘクタールの用地の多くが未取得のままで、推進も撤退も困難な状況にあるという。
CSCはベトナムでの展開を積極的に進めている。9月8日に年産能力120万トンの冷延工場を着工する予定のほか、台塑集団(台湾プラスチックグループ)がハティン省で進める大型製鉄所建設に5%の出資を行うことも決めた。
専門家は、CSCがベトナムで自社高炉を持つことができれば、東南アジア諸国連合(ASEAN)や南アジア、中東などでの展開に有利に働くと指摘した。
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