ニュース 電子 作成日:2011年8月25日_記事番号:T00032137
人員削減観測の出ていた電子製品受託メーカー、和碩聯合科技(ペガトロン)の童子賢董事長はこのほど、「削減ではなく淘汰だ」と説明、半年をかけて、職業モラルに欠けた従業員など約1,000人(10~20%)を「淘汰」し、それ以上の優秀な人材を新たに採用する計画を実行中で、「下半期中に戦う集団へと生まれ変わる」と語った。また同時に一部幹部や主管も新たに任命する。25日付工商時報が報じた。
童董事長は今回の措置について、華碩電脳(ASUS)からの分社後、受託メーカーとしての意識が足りず規律が守れない従業員が一部見受けられたためと説明した。
観測によると、同社の研究開発(R&D)人員の一部では「ASUSは身内」との意識が抜けず、要求された製品設計を断るなど、顧客の要求を満たすよう努める基本姿勢を欠いていたという。
なお、ヒューレット・パッカード(HP)のパソコン事業分離検討に関連し、売却先がサムスン電子に決まれば、同社コンシューマ向け電子製品の生産を一部受注したとされるペガトロンが、ノートPCも受注する可能性があると観測されている。
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