ニュース 電子 作成日:2011年8月25日_記事番号:T00032138
サムスン電子がアクティブマトリックス式有機EL(AMOLED)パネルの生産能力増強と同社タッチパネル製品への採用を進める中、業界では、サムスンが核心技術を手中にする同パネルの浸透率が急上昇すれば、台湾パネル関連メーカーにとって脅威となるとの見方が出ている。25日付電子時報が報じた。
一方、ある業界関係者は、サムスンのAMOLEDパネルは現在、同社製品「Galaxy(ギャラクシー)」シリーズの需要を満たせる規模にすぎず、今後3年以内はTFT(薄膜トランジスタ)パネル市場に影響しないとの予測を示した。タッチパネル大手、宸鴻集団(TPKホールディング)の江朝瑞董事長も、AMOLEDパネル市場の成長には2~3年かかるとの見方で、同パネルへの投資は台湾のタッチパネルメーカーが負担できる金額ではないとして参入しない考えを示した。
市場調査機関、ディスプレイサーチの予測によると、世界のAMOLEDパネル生産能力は、▽今年、89万平方メートル▽来年、260万平方メートル▽13年、500万平方メートル▽14年、900万平方メートル──と今後大きく成長する見通しだ。
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