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タッチパネルの洋華、Q2は赤字転落【表】


ニュース 電子 作成日:2011年8月25日_記事番号:T00032140

タッチパネルの洋華、Q2は赤字転落【表】

 タッチパネル大手の洋華光電(ヤング・ファスト・オプトエレクトロニクス)は第2四半期、純損失4,400万台湾元(約1億2,000万円)の赤字転落となった。税引き前では1億5,000万元の利益を計上したが、内部留保利益に対する課税、および為替差損が6,000万元以上に上ったことが影響した。25日付経済日報が伝えた。

 洋華光電の第2四半期粗利益率は、静電容量方式タッチパネルの良品率低下などにより13.9%と第1四半期の16%から低下した。同製品の良品率は現在70〜80%。

 第3四半期について林徳錚・同社董事長は、売上高は2けた成長を見込むが、中型の静電容量方式タッチパネル市場の発展や良品率改善にはまだ時間がかかるとして、粗利益率は第2四半期と同等とみている。

 しかし第4四半期には低コストで良品率の高いロール・ツー・ロールプロセス導入により、良品率80%まで改善でき、利益率も上昇するとしている。