ニュース その他分野 作成日:2011年8月26日_記事番号:T00032150
米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスが25日に発表した台湾の長期発行体デフォルト格付け(ソブリン格付け)は「Aa3」、格付の見通しも「安定的」を維持した。李述徳財政部長は「米国や日本の国債格付けが格下げとなる中、台湾が格付けを維持することは簡単なことではない」と、台湾政府に対する肯定的評価だと強調した。26日付経済日報が伝えた。
財政部は前回評価を維持したことについて、ソブリン格付けでは、▽台湾経済の柔軟性▽中国大陸との貿易関係緊密化による安定した経済成長の展望──が評価され、格付の見通しは、財政健全化に向けた取り組みが評価されたと分析した。
「Aa3」は、日本、中国と同評価。最高格付「Aaa」のシンガポール、「Aa1」の香港は台湾を上回り、韓国は「A1」で台湾より低評価となった。
なお「Aa2」に格上げされる可能性について中央銀行は、「評価の内容は多岐にわたる」とした上で、「一般にAa2評価を受ければ先進国の仲間入りを果たす」と説明した。
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