ニュース 金融 作成日:2011年8月26日_記事番号:T00032154
中国に進出している台湾系銀行6行は、すべて中国支店で上半期に利益を計上し、うち国泰世華銀行上海支店が78万米ドルと最も高かった。同支店は通年で200万米ドルの利益を見込む。26日付経済日報が伝えた。
国泰世華の李偉正・広報担当によると、上海支店の貸付は5,000万米ドル以上、預金残高は2,000万米ドル以上に上る。台湾企業のほか、中国企業や海外企業の顧客獲得にも積極的だ。現在の顧客は台湾企業50%、中国、海外企業が各25%を占める。
その他、中国進出5行の上半期利益は、▽彰化商業銀行昆山支店、60万米ドル▽台湾土地銀行上海支店、60万米ドル▽第一商業銀行上海支店、51万米ドル▽華南銀行深圳支店、39万米ドル▽合作金庫商業銀行蘇州支店、30万米ドル──となった。
中国で支店開設後1年の業績が黒字の場合、人民元取り扱い業務が可能となる。第一銀が今年末にも、他の5行も来年初めに申請したい意向だが、中国銀行業監督管理委員会(銀監会)は、各行の財務報告が出た後の来年3月以降に申請を受け付けるとの観測も出ている。
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