ニュース 医薬 作成日:2011年8月26日_記事番号:T00032155
製薬大手、興和(本社・名古屋市中区、三輪芳弘社長)は25日、三和化学研究所(本社・名古屋市東区、山本一雄社長)が開発した新規の糖尿病治療薬「SK−0403(一般名アナグリプチン)」の、中国・台湾での独占的な開発・製造・販売権を得ることで同社とライセンス契約を締結したと発表した。
興和は2008年、三和化学より「SK−0403」の日本、中国、台湾、韓国を除く海外での独占的開発・製造・販売権を得ており、今回は中国と台湾で同権利を追加獲得した形だ。
興和によると、「SK−0403」はGLP−1(グルカゴン様ペプチド−1)の分解酵素であるDPP−4(ジペプチジル・ペプチダーゼ-4)を阻害する新しい作用機序を持つ糖尿病治療薬。血糖値低下作用が糖濃度依存的で、従来の糖尿病治療薬に比べて低血糖の副作用が少なく、β(ベータ)細胞機能の改善作用も期待されるという。既に日本での第三相試験と長期投与試験が終了し、医薬品承認の申請準備を行っている。
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