ニュース 建設 作成日:2011年8月26日_記事番号:T00032157
台北駅周辺再開発の目玉となる高層ツインビル「双子星大楼」などの建設を目指すC1、D1区画開発計画は、開発業者を選ぶ競争入札でこれまで4度流札となっているが、9月に5度目の入札を行う予定だ。26日付経済日報が報じた。
同計画は総工費700億台湾元(約1,900億円)が見込まれ、台北市政府は、都市交通システム(MRT)、台湾鉄路(台鉄)、台湾高速鉄路(高鉄)と長距離バスターミナルが集中する立地の同エリアを、「台湾の玄関口」として開発したい意向だ。過去4度の入札ではツインビルの階数配分に疑問が示されたことや、設計を既に日本人建築家、槇文彦氏に依頼しており外装の変更が難しいことなどから建設会社が消極的となり、落札には至らなかった。
市政府は4度の流札を受けて、▽入札保証金の3億5,700万元から1億3,000万元への引き下げ▽計画を3案に分割▽市政府が落札者と共同出資する──などの入札者の資金負担を軽減する措置を設けた。
台北市捷運工程局によると、今回の入札は9月に公告、45日間の入札期間を設定し、11月に落札者を決定する計画だ。当初予定通り2017年完工を目指す。
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