ニュース 電子 作成日:2011年8月26日_記事番号:T00032164
電子製品受託メーカー、和碩聯合科技(ペガトロン)が25日発表した第2四半期純損失は6億7,100万台湾元(約18億円)で、前期の純損失6億2,100万元に続き赤字となった。同社が2期連続の赤字を計上したのは初めて。原料コストや人件費が上昇した6月に出荷が集中したためで、第3四半期出荷の新機種からはコスト上昇が受注価格に反映され、下半期は損益均衡達成が期待できるとしている。26日付蘋果日報が報じた。
第2四半期の売上高は前期比18.5%増、前年同期比1.3%増の1,300億元、粗利益率は4.2%で、前期比0.6ポイント、前年同期比で2.1ポイント低下した。上半期のノートパソコン出荷台数はタブレット型PC、低価格ノートPC(ネットブック)を合わせて630万台。第3四半期は2~3割の成長を見込んでおり、通年では1,500万台を狙う。さらに来年は3~5割成長を目指す。
ペガトロンは華碩電脳(ASUS)から分社後、顧客拡大に努め、今年のノートPC顧客は5社に上ったが、ASUS以外は受注規模が小さい。程建中総経理は「愛人でいるのは気分が良くない。来年は皆を失望させない」と語り、ノートPCブランド大手からの大口受注の可能性をにおわせた。
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