ニュース 電子 作成日:2011年8月26日_記事番号:T00032166
ノートパソコン受託生産大手、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)の陳瑞聡総経理は25日、タブレット型PCの人気が第2四半期から徐々に下がっている一方、インテルが提唱する薄型軽量ノートPC「ウルトラブック」や、米マイクロソフトの新型基本ソフト(OS)「ウィンドウズ8(Windows8)」が来年は需要を喚起し、「2013年にノートPC世界市場の前年比20%成長は達成可能」との見方を示した。26日付工商時報が伝えた。
インテルの中央処理装置(CPU)「Ivy Bridge」とウィンドウズ8の投入は来年秋まで待たなければならず、今年末と来年上半期は買い控えも予測される中、陳総経理は「一定期間にノートPCを買った消費者への割引やOSの無料アップグレードなど、マイクロソフトが対策を考えているはずだ」として不安観測を一蹴した。
受託メーカーの利点は在庫圧力がないことと語る陳総経理は、「ブランドメーカーが積極的に在庫を減らすのはODM(相手先ブランドによる設計・生産)メーカーにとり好ましいことで、価格が下がれば需要喚起にもつながる。旧製品がはければ新たな受注につながる」と話した。
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