ニュース 政治 作成日:2011年8月29日_記事番号:T00032176
馬英九総統は28日の臨時記者会見で、民進党の蔡英文主席が、馬政権が「一つの中国、それぞれの解釈」と主張する、中台間の「1992年の共通認識(92共識)」の存在を否定したことについて説明を求めるとともに、自らの「三不政策(統一せず、独立せず、武力行使せず)」を受け入れるかどうか、特に「独立せず」についての見解をただした。その上で、前回の総統選挙での自身の公約「任期中は中国と統一問題を議論しない」との考えは再選しても変わらないと述べた。29日付中国時報が伝えた。
馬総統は92共識と三不政策が覆されてしまえば、中台関係は陳水扁政権時代に戻って「足踏み」が続き、影響は計り知れないと訴えた(28日=中央社)
92共識に代わる「台湾共識」をまとめることを公約した蔡主席に対し、馬総統は「住民の約8割が広義の現状維持である三不政策を支持している」と強調、蔡主席の主張の背後には正名(あるべき国名に変更すること)と新憲法制定の意図があるのではないかと疑問を呈した。
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