ニュース 金融 作成日:2011年8月29日_記事番号:T00032178
蘋果日報がこのほど、クレジットカードの発行銀行10行を対象に顧客サービス電話の実態調査を行ったところ、担当者と直接話すまでに複雑なプッシュボタン操作が必要だったり、長時間待たされたりするケースが多いことが分かった。29日付同紙が伝えた。
調査の結果、プッシュボタン操作は最大18回必要で、待ち時間は平均5分6秒だ。このうち、永豊銀行の場合、担当者と話すまでに音声による質問が6段階あり、その後33分35秒も待たされた揚げ句、最後は突然回線が切れたという。消費者が携帯電話で高額な通話料をかけて電話をしたとすればやりきれない。
行政院消費者保護委員会(消保会)の担当者は「33分待ちはあんまりだ」と話した。ただ、消費者保護法に関連規定がないため、行政院金融監督管理委員会(金管会)が銀行に改善を求めることが必要だと指摘した。
金管会銀行局の邱淑貞副局長は「銀行のサービスの質に属する問題だが、罰することはできない。ただ、顧客が30分も待たされるというのは確かに好ましくない。金融業者に改善を促していきたい」と述べた。
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