ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

胸腔病院医師が収賄、結核患者を隔離せず


ニュース 医薬 作成日:2011年8月29日_記事番号:T00032182

胸腔病院医師が収賄、結核患者を隔離せず

 行政院衛生署胸腔病院(台南市)の内科医師が、高い伝染性を伴う肺結核と診断された患者から賄賂を受け取り、患者を隔離していなかった疑いがあることがこのほど判明した。27日付自由時報が伝えた。

 検察当局や行政院衛生署疾病管制局によると、問題の医師は台湾中部在住の肺結核患者3人が要隔離患者だったにもかかわらず、自由行動を認めていた。うち2人は高雄市内の病院に隔離されたが、残る1人は連絡が付いていない。

 このほか、問題の医師は入院記録を偽造して、保険会社や全民健康保険から保険給付を不正受給していた疑いが浮上している。これまでの調べで、不正受給額は3,000万台湾元(約8,000万円)に上るもようだ。検察は医師が5~6年前から金銭を受け取り、22人の架空入院をでっち上げ、患者の保険金詐欺をほう助していたとみて調べている。