ニュース 石油・化学 作成日:2011年8月29日_記事番号:T00032186
台塑集団(台湾プラスチックグループ)第6ナフサ分解プラント(雲林県麦寮郷、通称六軽)で連続爆発・火災事故が発生し、政府から全面的なパイプラインの交換を要求されている問題で、同グループは2,243人の作業員を緊急募集している。しかし、高い技術が要求される電気溶接工に日給6,500台湾元(約1万7,000円)など好条件を提示しているものの、先週24日の説明会には250人しか参加者が集まらず、採用が決まったのはわずか100人余りにとどまった。「いつ爆発するか分からない」と安全を懸念する声が上がっているほか、要求される技術が高いこと、勤務地への交通の便が悪いことも低調の一因となっているようだ。28日付蘋果日報が報じた。
台プラが今回募集しているのは、配管工と高所作業員が最も多く、これら職種の日給は約2,000〜3,000元。応募が少ない状況を受けて台プラは、30日と来月6日に開催する説明会で雲林県、台中市、彰化県、南投市の8カ所から送迎車を運行する計画だが、現在のところ申し込みは300人余りにとどまっているという。
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