ニュース 自動車・二輪車 作成日:2011年8月29日_記事番号:T00032190
トヨタの台湾総代理店、和泰汽車は26日の董事会で、今年の賃上げ幅を4%とすることを決議した。昨年のトヨタの大規模リコール(回収・無償修理)問題、今年の東日本大震災による部品不足など、厳しい状況の中で台湾での販売台数シェア32%以上を死守していること、昨年度に過去最高利益を計上したことを受け、賃上げ幅は事前予測の3%を上回り、ここ数年で最高となった。賃上げは7月1日までさかのぼって実施される。27日付工商時報が伝えた。
苦しい状況の中での和泰の健闘には、トヨタ自動車本社も高く評価しており、和泰は7月に平均6.5カ月の業績ボーナスも支給している。
一方、裕隆企業集団も既に第2四半期、管理部門の社員800人以上を対象に1割の賃上げを行った。その他従業員については現在、賃上げの基準値を検討中で9月に確定する予定だ。上げ幅は昨年の4.47%を上回る見通しだ。
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