ニュース 電子 作成日:2011年8月29日_記事番号:T00032192
華碩電脳(ASUS)が26日、スマートフォン事業を手がける携帯デバイス事業群を、今月中にシステム事業群に編入することを明らかにした。同社が今後スマートフォンから撤退するとの見方が出ているが、沈振来・同社執行長は「放棄するわけではない」と強調した。同社は、先ごろ発表して注目を集めた、スマートフォンがドッキング可能なタブレット型パソコン「Padfone(パッドフォン)」のように、携帯電話と別の製品を組み合わせた展開で業績向上を目指す。27日付蘋果日報が報じた。
沈執行長はタブレットPCの販売状況について「当社は優等生」とした上で、今回の措置によりスマートフォン事業自体のチャンスも広がると強調した。今後、現在のスマートフォン部門から800〜900人の人材をタブレットPC部門に異動させる方針だ。また同日、ASUSは今年のタブレットPC出荷台数目標を150万〜200万台に上方修正した。
なお、同社はこれまで系統事業群、携帯デバイス事業群、オープンプラットフォーム事業群の3大事業群体制を採ってきたが、今後は2大事業群体制に移行する。
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