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ペガトロン、金属筐体で業界3位目標


ニュース 電子 作成日:2011年8月29日_記事番号:T00032195

ペガトロン、金属筐体で業界3位目標

 電子製品受託メーカー、和碩聯合科技(ペガトロン)の林秋炭財務長は、金属筐体(きょうたい)の生産を強化するため、11年以内に3億~4億米ドルを投資すると表明した。傘下の日騰機器設備(上海市松江区)と応華精密表面処理(蘇州)で、来年の総生産能力を今年比で倍増させ、金属筐体業界で鴻準精密工業(フォックスコン・テクノロジー)、可成科技(キャッチャー・テクノロジー)に次ぐ3位を目指す。27日付蘋果日報が報じた。

 ペガトロンは今月、19億台湾元(約50億円)で日騰と応華の設備増強計画を発表したばかり。アップルの「iPad3」「iPhone」向けの受注獲得を狙った準備と観測されているが、ペガトロンは特定の顧客に関してはコメントできないとしている。

 日騰はアップル、およびその他のノートパソコンメーカー数社のビジネス機種向けに金属筐体を供給している。応華は第2四半期から第3四半期にかけて多くの新製品の試験生産を行った。7〜8月は苦しいものの、生産量の増加に伴って業績好転が見込めるという。