ニュース 電子 作成日:2011年8月29日_記事番号:T00032197
経営難に陥っている中堅DRAMメーカー、茂徳科技(プロモス・テクノロジーズ)は26日、臨時株主総会で2回目の減資と増資を決議した。27日付工商時報が伝えた。
プロモスは今回、負債解消に向け216億1,900万台湾元(約570億円)の減資を実施する。減資比率は85%で、減資後の資本金は38億1,500万元となる。増資計画は▽債権銀行が出資転換する形での増資(上限15億株)▽戦略的投資家を引き受け先とする増資(同20億株)──の2案。債権銀行は出資転換に基本的に同意しているが、出資金額は固まっていない。
陳民良董事長は「減資により1株当たりの純資産が増加することになるが、第2四半期は1株当たりの純資産がマイナスになる見通しで、(同社株式の)監理ポストへの指定替えを申請することになるのではないか」と説明した。
陳董事長はまた、「戦略的投資家の持ち株比率は現在の株主を上回り、董事会で最大勢力となる見通しだ」と述べた。
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