ニュース 政治 作成日:2011年8月30日_記事番号:T00032204
馬英九総統が自身の対中政策である「三不政策(統一せず、独立せず、武力行使せず)」のうちの「独立せず」について民進党の蔡英文主席に見解をただしたことに対し、蔡事務所の広報担当者は29日、「蔡主席の立場は『台湾の前途に関する決議文』に明確に書かれている。現状を変更する際には必ず住民投票を行うべき、ということだ」と説明した。その上で馬総統に対し、「統一せず」について説明するよう反論。中国との統一を目標とする「国家統一委員会(2006年廃止)」を復活させる考えがあるかどうかをはっきりさせるよう求めた。30日付中国時報が伝えた。
馬総統選挙事務所の広報担当者は、「統一せず」についての馬総統の立場は「任期中は中国と統一問題を議論しないことだ」とした上で、「三不政策は大多数の台湾人の支持を受けており、(蔡主席が提唱した)『台湾共識』とは三不政策のことだ」と反論した。
一方、馬政権が「一つの中国、それぞれの解釈」と主張する、中台間の「1992年の共通認識(92共識)」に関して、蔡事務所の広報担当者は「『存在しない』と言っているものについて口論するのは無意味」と述べた.
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