ニュース 医薬 作成日:2011年8月30日_記事番号:T00032212
台湾東洋薬品工業(TTYバイオファーム)は29日、傘下の東生華製薬(TSHバイオファーム)や投資会社の玉晟創投などを通じ、漢方薬メーカー、順天堂薬廠傘下の植物新薬メーカー、順天生物科技の増資を引き受け、同社の株式40%を取得すると発表した。取得にかかる金額は3億台湾元(約8億円)。30日付工商時報が伝えた。
順天生技は現在、心臓や消化器関連の植物新薬を開発している。台湾東洋は今回の投資で、低分子薬、タンパク質新薬に続き、植物新薬の分野にも参入することになる。
今回の増資引き受けでは、東生華製薬と玉晟創投がそれぞれ9,000万元ずつを出資し、順天生技の株式を各12.2%、計24.4%取得。残る15.6%については、台湾東洋が他の投資家と共同で出資を行う。行政院国家発展基金(国発基金)も共同出資に加わるもようだ。
ただ、東生華製薬の公示によれば、40%の株式取得に失敗した場合には、増資引き受け計画自体を撤回することもあり得るという。
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