ニュース 医薬 作成日:2011年8月30日_記事番号:T00032214
バイオ医薬開発ベンチャー、台湾醣聯生技医薬(グリコネックス)は29日、三菱ガス化学(MGC)および同社傘下の菱江化学、鴻樹生科元と合弁で大規模なタンパク薬工場を設置することで覚書(MOU)を交わした。グリコネックスが研究開発(R&D)、菱江化学と鴻樹生科元が市場の情報収集と販売、MGCが生産を担当し、世界の抗がん剤市場で商機を狙う。生産関連の投資額は100億円を予定している。今後4社は株式を持ち合う形態か、または合弁で新会社を設立する。30日付経済日報が報じた。
劉憶如・経建会主任委員(中央)を中心に握手を交わす三菱ガス化学など4社代表(経建会リリースより)
今回のMOUは、現在、企業誘致団を率いて日本を訪れている行政院経済建設委員会(経建会)が東京で開催した説明会の席上で結ばれたもので、これ以外に台湾土地開発(台開)と医療用コンピューターやネットワークシステムの企画・製造などを手掛けるMED−1 Asia(東京都台東区)も、1億台湾元(約2億6,500万円)を投じて花蓮に高齢者医療センターを設置することでMOUを締結した。
また経建会と大和証券グループ本社も、日台企業の提携について共同研究を継続することでMOUを交わした。
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