ニュース その他製造 作成日:2011年8月30日_記事番号:T00032216
大手太陽電池メーカーのうち、これまでに第2四半期決算を発表した各社は軒並み赤字を計上した。下半期も業績回復は見込めない見通しだ。30日付経済日報が伝えた。
緑能科技(グリーン・エナジー・テクノロジー)は、欧米の需要低迷や在庫品の価格下落などにより、純損失が2億7,600万台湾元(約7億3,000万円)で赤字に転落した。ただ、中間決算では3億4,000万元の黒字を維持した。緑能は当初、第3四半期は黒字を見込んでいたが、業績見通しを大幅に見直し、一転赤字見通しを示した。通年では6億1,000万元の赤字を見込む。
また、益通光能科技(イートン・ソーラーテック)は、中間決算で純損失が20億3,900万元の大幅赤字を記録した。イートンは海外資産の減損処理が一段落したことで、今年から業績回復が見込まれていたが、▽太陽電池価格の30~40%下落▽巨額の含み損を計上▽大量解雇による人件費増加──が響き、市場予測を大幅に下回る業績となった。
一方、昇陽光電科技(ソーラーテック・エナジー)の第2四半期決算も、純損失が7億4,900万元となった。
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