ニュース 食品 作成日:2011年8月30日_記事番号:T00032218
米国を襲った熱波やハリケーンの影響で、大豆、小麦、トウモロコシは先高感が強まっており、台湾の商品作物市場や飼料価格が早くも上昇している。30日付工商時報が伝えた。
このうち、トウモロコシは1キログラム当たり11.3台湾元(約30円)、大豆粉は同14.5元に上昇。これを受け、飼料メーカーは9月から同0.2元の値上げを決めた。飼料メーカーの値上げは今年3月以来となる。コスト上昇圧力にあえいでいた大成長城企業やタイ系の卜蜂企業などは業績改善が見込まれる。
台湾の飼料生産量は毎年450万~500万トンで、大成(88万トン)が首位、2位は卜蜂(60万トン)となっている。
台湾の飼料メーカーは、年初来1月と3月に値上げを行っている。その後は価格を据え置いてきたが、前回値上げ時点から大豆粉相場が7%も上昇し、追加値上げを余儀なくされた。
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