ニュース 石油・化学 作成日:2011年8月30日_記事番号:T00032219
台塑集団(台湾プラスチックグループ)主要4社の第2四半期純利益は、前期比43%減の368億台湾元(約970億円)まで落ち込んだ。連続爆発・火災事故が相次いだ第6ナフサ分解プラント(雲林県麦寮郷、通称六軽)の工場操業停止や、中国需要の低迷が響いた。30日付工商時報が報じた。
台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス、台塑)は前期比27%減にとどまったが、南亜塑膠工業(南亜プラスチックス)、台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー、台化)、台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル)は同40〜50%の大幅減益となった。
下半期は、南亜プラのエチレングリコール(EG)プラント稼働再開に加え、台塑のポリ塩化ビニル(PVC)やエチレン酢酸ビニル共重合樹脂(エチレン・ビニル・アセテート、EVA)のオファー価格上昇などから、増益も見込めるとアナリストは予測している。
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