自動車業界向け顧客満足度（ＣＳ）調査会社、Ｊ.Ｄ.パワーアジアパシフィックが29日発表した、2011年の台湾自動車市場におけるブランド別顧客サービス満足度（ＣＳＩ）は、レクサスが1,000点満点中886ポイント（前年比６ポイント増）を獲得し、13年連続で首位の座を守った。２位は２ポイント差でメルセデス・ベンツ、３位はＢＭＷ（876ポイント）とドイツ勢が続いた。台湾ブランドでは、LUXGEN（納智捷）が863ポイントの５位で初のランキング入りを果たした。30日付蘋果日報が伝えた。
同調査は、販売店のアフターサービスに対する顧客の満足度を分析したもので、自動車購入後12～24カ月の所有者に対し、15ブランドを対象にディーラーやサービスセンターでの▽メンテナンスの品質▽車両の受け取り・引き渡し▽サービス内容▽施設▽サービス担当者──の５項目についての満足度を調査した。
レクサスを販売する和泰汽車サービスセンターでは▽「iPad2」によるメンテナンス進ちょく状況の把握▽飲み物や軽食の提供▽顧客の飲食嗜好（しこう）を記録したデータベース作成▽24時間対応可能なメンテナンス体制──などきめ細かなサービスが顧客から高評価を得たもようだ。
