ニュース 家電 作成日:2011年8月30日_記事番号:T00032221
LED(発光ダイオード)パッケージング(封止)の東貝光電科技(ユニティ・オプト・テクノロジー)はこのほど、LED光源の設計技術改良などにより、液晶パネルメーカーでは、既にLEDバックライトの生産コストを従来の冷陰極蛍光ランプ(CCFL)製品とほぼ同水準まで抑制することに成功していると指摘し、来年は液晶テレビなどでLEDバックライト搭載製品の普及が加速するとの見通しを示した。30日付工商時報が伝えた。
ユニティは今年のLEDテレビ出荷台数について、昨年の2倍に成長するものの、市場浸透率は世界的な景気低迷による需要後退やCCFL製品より高価格であることなどから、当初予測の50%を下回り40%にとどまると指摘した。
ただこれまではLED原料のサファイア基板価格が供給不足から高止まりしていたが、サプライヤーが生産能力を大幅に増強し、有機金属気相エピタキシー(MOCVD)プロセスも2インチから4インチに拡大していることなどで価格が急激に低下している。こうしたことも、LEDバックライトの生産コスト低下に貢献しているようだ。
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