ニュース 電子 作成日:2011年8月30日_記事番号:T00032226
韓国液晶パネル大手のLGディスプレイ(LGD)は世界的な需要低迷を受けて、設備投資計画について、当初予定の20%に当たる約1兆ウオン(約720億円)削減を決めた今年に続き、来年も当初計画より25%縮小することを明らかにした。これに対し今年既に設備投資を30〜50%下方修正している台湾大手の友達光電(AUO)と奇美電子(チーメイ・イノルックス)は、いずれも「来年の計画は確定していない」としたものの、「合理的に調整する」(AUO)、「大幅な設備投資は必須ではない」(奇美電)と追随に含みを持たせた。30日付工商時報が伝えた。
AUOは今年の設備投資額を当初予定の950億台湾元から700億元(約1,850億円)に、奇美電は1,000億元から500億元に減らした。
奇美電は今年、生産能力を増強する予定はなく、中国への投資計画も延期して手元資金の確保に努めている。同社は「当社は一定の生産能力規模を備えており、積極的に増強を図る考えはない」とした上で、今後は既存ラインの改善に重点を置くとともに、稼働率を機動的に調整して供給量をコントロールすると説明した。
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