ニュース 政治 作成日:2011年8月31日_記事番号:T00032238
馬英九政権が「一中各表(一つの中国、それぞれの解釈)」と主張する、中台間の「1992年の共通認識(92共識)」について31日付自由時報は、中国国務院台湾事務弁公室(国台弁)が08年6月、中台は「一つの中国原則」の堅持を口頭で確認したが、「それぞれの解釈」では合意が得られなかったとする声明を出していると指摘した。
同紙によると、国台弁は馬総統の就任後間もない08年6月、「海峡両岸関係協会(海協会)と海峡交流基金会(海基会)の対話と交渉状況の要点」と題する声明を発表している。
声明で国台弁は、92年の両窓口機関の交渉では「一つの中国」の政治的な意味については言及していないため、「それぞれの解釈」をめぐり合意が得られるわけがない、と主張した。
その上で「一中各表」には勝手な解釈をする余地があり、中台間の分裂を図ろうとする勢力が「それぞれの解釈」の部分を利用する恐れがあるとの懸念を示していた。
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