ニュース その他分野 作成日:2011年8月31日_記事番号:T00032239
経済部国際貿易局(国貿局)が30日発表した統計によると、上半期の対中貿易黒字額は前年同期比6.1%減の237億4,600万米ドルとなった。マイナス成長は過去4年間で3回目。31日付工商時報が伝えた。
上半期の対中輸出額は前年同期比9.7%増の457億7,000万米ドル、中国からの輸入額は同34.2%増の220億米ドルだった。また対中輸出の上半期年成長率は、同期の世界全体への輸出額年成長率16.9%を大きく下回った。
こうした状況について国貿局は、中国の金融引き締め政策や同国の輸出成長が鈍化していることに影響を受けていると説明した。
なお1〜7月の対中輸出額も、前年同期比23%増加したものの、年成長率は昨年同期の36%から縮小した。
今後の中台貿易の見通しについて国貿局は、▽欧州債務危機や米国債格付け引き下げによる影響▽中国の金融引き締め政策▽中国地方財政の悪化懸念──などの不確定要素が影響を及ぼすとして観察が必要だとしている。
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