ニュース 家電 作成日:2011年8月31日_記事番号:T00032248
31日付電子時報によると、パナソニックがデジタルカメラの生産を今後、台湾の受託メーカーに委託するもようだ。鴻海科技集団(フォックスコン)が今期、ローエンド機種の少量受注に成功したほか、来年は佳能企業(アビリティ・エンタープライズ)がハイエンド機種を生産することが決まったという。これにより、台湾メーカーの来年の受注量は今年比で少なくとも10%増える見通しだ。台湾メーカーが世界のハイエンド・コンパクトデジカメ市場で三洋電機に代わる地位を築くとの見方も出てきた。
パナソニックによる鴻海への委託は台湾メーカー向けの発注の「序章」で、2012~13年にかけて、委託機種、委託先ともさらに拡大するとの観測もある。
また、華晶科技(アルテック)は今年新たにニコンとサムスン電子から受注したほか、来年はさらに受注先ブランドを増やす見通しだ。
デジカメの最終価格が急速に下がる中、台湾の受託メーカーにもコスト圧力が高まっているが、円高に加え日本ブランドが台湾メーカーへの生産委託を増やす大きな要因となっている。
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