ニュース 電子 作成日:2011年8月31日_記事番号:T00032255
メモリー設計業者の宜揚科技(EONシリコン・ソリューション)は30日、同業の晶豪科技(エリート・セミコンダクター・メモリー・テクノロジー)から株式交換方式で出資を受け入れ、戦略提携すると発表した。31日付工商時報が伝えた。
双方はNOR型フラッシュメモリーやマルチチップパッケージ(MCP)などの製品で提携を強化する。株式交換を経てエリートはEONの株式を19.94%取得し、大株主となる。
エリートはSDRAM、DDR、疑似SRAMなどで一定の市場シェアを確保しており、低容量NOR型フラッシュメモリーと擬似SRAMをMCPに加工し、聯発科技(メディアテック)の携帯電話用チップと組み合わせて販売してきた。主な出荷先は中国のノーブランド携帯電話市場だったが、スマートフォン人気に押されて従来型のノーブランド携帯電話の販売は不振に陥ったため、エリートは対策を求められていた。
今回の提携で、エリートはEONから大容量NORフラッシュメモリーの技術を導入する一方、DRAM大手、力晶科技(パワーチップ・テクノロジー)との提携でNAND型フラッシュメモリー市場にも進出し、苦境打開を図る構えだ。
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