ニュース 運輸 作成日:2011年9月1日_記事番号:T00032266
台湾高速鉄路(台湾高鉄)は今年上半期、19億8,300万台湾元(約53億円)の利益を計上、2007年1月の開業以来、半期ベースで初の黒字決算となった。上半期の売上高は前年同期比21.6%増の157億9,000万元、1株当たり利益(EPS)は0.16元だった。1日付工商時報が伝えた。
賈先徳同社副総経理によると、上半期の黒字転換は、乗客数が延べ2,003万人と前年同期比で10.4%増加したこと、昨年は行っていた自由席の割引キャンペーンが終了したこと、および銀行への利息支払い額が42億7,000万元と、前年同期から5億2,000万元減少したことが貢献した。
なお、上半期の減価償却費は50億9,000万元と、前年同期より4億7,000万元増加した。賈副総経理は、現在の定率法による減価償却算定は高鉄にとって不公平で、安定的に利益を計上するためには見直しが必須と語った。ただ、見直しには交通部や行政院金融監督管理委員会(金管会)など関係官庁の同意が必要だと指摘した。
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