ニュース 農林水産 作成日:2011年9月1日_記事番号:T00032267
きのこの生産販売などを手掛けるホクト(本社・長野市、水野雅義社長)は31日、台湾子会社の台湾北斗生技が屏東農業生物科技園区(屏東県長治郷)での第2生産工場増設に12億5,000万台湾元(約33億円)を投じることで経済部と投資意向書(LOI)を交わした。9月中に着工し、来年秋にも量産を開始する予定だ。年産量は2,200トンを見込み、第1工場の1,100トンと合わせて台湾での総年産量は3,300トンとなり、アジアでの主要生産拠点と位置付ける。1日付工商時報が伝えた。
工場増設の背景には、台湾でのきのこ需要が持続的に増加しているため、第1工場の生産量だけでは賄えなくなっていることがある。
また、東日本大震災で日本の中国出荷向けの生産工場に被害が出たことを受け、リスクを分散する必要に迫られ、台湾から中国へ直接輸出することを考慮した結果、増設を決めたとしている。ホクトの水野社長は、「中国でのきのこ類の需要は少なくとも日本の40倍」と商機を好感している。
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