ニュース 電子 作成日:2011年9月1日_記事番号:T00032279
中華電信は31日、月額基本料金が983台湾元(約2,600円)以上の携帯電話契約者を対象として、同一キャリア内通話を無料とするかけ放題プランを導入すると発表した。携帯電話各社では、同一キャリア内の通話料を無料とするプランを既に導入しているが、最大手(契約件数993万件)の中華電信もついに追随を余儀なくされた。1日付工商時報が伝えた。
かけ放題プランを利用するには、月額基本料金が983~1,688元のプラン4種類のいずれかに加入し、追加料金200元を支払う必要がある。また、低価格の料金プランについても、月額基本料金を50%値下げする。
ただ、中華電信は長期的な売り上げ減少を懸念しており、ひとまず1カ月のキャンペーン期間を設定し、市場の反応を見極めた上で、かけ放題プランを延長するかどうか決定する構えだ。
しかし、ライバルの台湾大哥大(タイワン・モバイル)が同様のかけ放題プランを10月末まで延長することを決めたほか、遠伝電信(ファーイーストーン・テレコミュニケーションズ)は同一キャリア内通話無料とインターネット使い放題で月額1,173元というプランを導入するなど競争は過熱状態で、中華電信もかけ放題プランを維持せざるを得ない可能性が高い。
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