ニュース 電子 作成日:2011年9月1日_記事番号:T00032286
発光ダイオード(LED)生産に必要な有機金属気相エピタキシー(MOCVD)装置大手の米ビーコ・インスツルメンツが31日、新竹に「台湾テクノロジーセンター(TTC)」を開設した。オープン式典に出席したジョン・ピーラー最高経営責任者(CEO)は、「台湾の顧客に世界で最も優れた技術と人材を提供できるようになった」と強調した。1日付電子時報が報じた。
なお、設置地点に新竹を選んだ理由についてピーラーCEOは、同地が長期にわたり業界をリードしているLED産業集積地であるためとした。さらに、今後同センターはその他アジア市場の顧客へのサービス提供を視野に入れると表明。「大中華圏の顧客との緊密な関係を確保して対応力を高め、長期的な提携を確立したい」と語った。
MOCVD装置の今年の世界出荷台数は850〜1,000台と予測され、このうち中国向けが60%、台湾向けが23%、韓国向けが10%を占めるとみられる。こうした中、アジア市場のLEDエピウエハー生産市場を好感するビーコは、今年から来年にかけて中台韓で研究開発(R&D)および製造支援センター設置を進める構えで、3,000万米ドルを超える投資を計画している。
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