ニュース 電子 作成日:2011年9月1日_記事番号:T00032288
ノートパソコン受託生産大手の広達電脳(クアンタ・コンピュータ)の林百里董事長は8月31日、クラウド・コンピューティング関連製品の出荷が大幅に増加するとの展望を示した。また、企業のクラウド導入は大規模な設備投資が不要で経費の節約になるため、不景気な時ほどチャンスは大きいと指摘。来年も関連製品の出荷成長は続くと強調した。1日付電子時報が伝えた。
クアンタは今後5年間、クラウド事業の発展に全力を挙げる構えで、林董事長は、サーバーやストレージなど関連するハードウエアの出荷が増加、さらにクラウドソリューションの開発についても、2013年には成果が表れると語った。
クアンタは今年、非ノートPC製品の売上高が昨年の25%から30%に拡大する見通しで、ノートPCより粗利益率が高いとされるクラウド製品の出荷増により利益成長が見込まれる。
なお、クアンタが同日発表した第2四半期の売上高は前期比9.1%増、前年同期比7%減の2,743億9,400万台湾元(約7,200億円)、純利益は53億6,500万元(前期57億900万元)だった。
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