ニュース 政治 作成日:2011年9月2日_記事番号:T00032297
親民党の宋楚瑜主席は1日、出馬を支持する署名が100万人分集まれば来年1月の総統選挙に立候補すると表明した。15日から署名を呼びかける。公職選挙法の規定では約25万8,000人分以上の署名があれば次期総統選挙での立候補が可能だ。しかし、宋氏は「100万人を超えなければ(当選の見込みがないため)出馬しない」と話している。2日付中国時報が報じた。
宋氏の立候補可能性について問われた蔡英文・民進党主席は、「この問題は国民党の内部矛盾と個人的怨恨という面が大きいと思う」と答えた(2日=中央社)
宋氏が出馬すれば泛藍(汎国民党陣営)の結束が崩れ、民進党に有利になるとの見方が与党支持者の中にあるが、宋氏は「馬英九総統の施政が良くないからこそ懸念が生じるわけで、わたしが出なければ馬総統が必ず当選すると誰が保証できるのか」と反論した。
総統選に出馬した場合の副総統候補について宋氏は、2000年の総統選でペアを組んだ張昭雄・親民党副主席を考えたが、固辞されたためまだ決めていないとした。
こうした中、李登輝元総統の仲介で副総統候補としてペアを組む相手に、元民進党主席の施明徳氏の名前も浮上している。2人がペアを組めば党派を超えた得票が可能で、当選する確率も高まるとの期待からだ。だが、2人が組む場合は施氏が総統候補、宋氏が副総統候補に回る可能性もあるという。
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