ニュース 運輸 作成日:2011年9月2日_記事番号:T00032298
台湾海運大手の陽明海運(ヤンミン・マリン・トランスポート)は1日、中国の物流大手、中国外運(シノトランス)と提携意向書を交わしたと発表した。2日付経済日報が伝えた。
両社は提携分野として、▽船舶代理、貨物運送代理業務▽中国でのコールドチェーン物流▽アジア域内での海運業務▽長江での水運業務(鉄道積み替え貨物を含む)▽珠江デルタでの水運業務──の5項目を挙げた。業界では特に長江での水運業務が注目を集めそうだ。
長江の水運市場は、中国企業による寡占状態にあり、台湾の海運業者には参入に壁がある。中国では製造業の内陸シフトが進んでおり、陽明海運は中国外運を通じ、中国内陸部への河川輸送にも参入を果たすことを狙っている。
中国外運は、中国対外貿易運輸集団が出資する中国政府系の総合物流グループで、航空・鉄道・海上での貨物輸送代理業務、船舶代理業務、海運業務などを幅広く手掛ける。
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