ニュース 金融 作成日:2011年9月2日_記事番号:T00032300
行政院金融監督管理委員会(金管会)は1日、台湾の銀行が中国に進出する際の規制を近く大幅に緩和すると発表した。今月中にも正式に公告する。2日付工商時報が伝えた。
それによると、母体行と海外法人のいずれかしか対中投資を行うことができないとする「二者択一制」が撤廃される。また、中国への進出形態も、これまでは▽支店開設▽現地法人設立▽現地銀行への出資──から2つを選択する形態が取られていたが、これも撤廃される。
さらに、中国の金融機関への出資はこれまで1社に限られていたが、複数社への出資が可能となるほか、現地法人の設立は支店2カ所を開設した段階で認可するとしていた規定も撤廃される。
また、台湾の銀行のオフショア支店や海外支店は、中国企業、中国人に融資を行うことが認められる。
金管会の李紀珠副主任委員は「リスク管理を行いさえすれば、金融機関には多くの選択が与えられるべきだ」と強調した。
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