ニュース その他製造 作成日:2011年9月2日_記事番号:T00032305
ゴルフクラブ受託生産大手の大田精密工業(O−TAプレシジョンインダストリー)の李孔文董事長は1日、1,500万米ドルを投じ中国江西省にゴルフクラブ製造工場(敷地面積2万2,000坪)を設置することを明らかにした。月産能力は10万〜20万本、来年8月の量産開始を見込む。同社のゴルフクラブ月産能力は現在60万本(深圳工場)。2日付経済日報が伝えた。
李董事長は新工場設置の理由について、ゴルフが2016年(リオデジャネイロ大会)からオリンピック正式種目となることに加え、中国でも北京などでブームになっており、世界的大手ゴルフ用品ブランドが商機獲得に動いているため、受託生産の需要拡大が見込まれると説明した。
証券会社によると、江西工場は深圳工場に比べ、メッキや塗料などの協力メーカーがある深圳、広州などからの運搬費がかさむものの、土地費用や人件費は約半分に抑えられるため粗利益率の向上が期待できる。現在、同社の粗利益率は7%以下とされるが、新工場では15〜20%が可能だという。
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