ニュース 自動車・二輪車 作成日:2011年9月2日_記事番号:T00032309
バイク最大手、光陽工業(KYMCO)は1日、BMWから電気自動車(EV)の航続距離の短さを補うために搭載する発電システム、「レンジエクステンダー(航続距離延長装置)」用ガソリンエンジンを受注したと発表した。自動車市場参入の第一歩になるとともに、台湾メーカーで初めて国際的な高級車のエンジン受託製造業者となった。2日付工商時報が伝えた。
光陽はBMWと秘密保持契約を結んでいるため詳細は明かしていないが、BMWはドイツ本社の工場から既に5人の技術者を光陽の高雄工場に派遣、製造工程のすべてを同社の高規格の水準で行うという。
光陽は2年前にもBMWの大型バイク「G450X」のエンジンを受注しており、同社の技術や品質が評価されたようだ。BMWのレンジエクステンダーEVは2年後に発売されるとみられる。
なお光陽は電動バイクの開発も進めており、1,800ワットのモーターを搭載した初のスクーター型「EA10FA」を年内に発売するほか、来年は3,000ワット以上のモデルも発売する計画だ。
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