ニュース 社会 作成日:2011年9月5日_記事番号:T00032326
日本統治時代の1930年に起きた台湾原住民による大規模な抗日暴動「霧社事件」を描いた大作映画、『賽徳克・巴萊(セデック・バレ)』の前編『太陽旗』が9日から、後編『彩虹橋』が30日から公開される。5日付蘋果日報などが報じた。
台湾初上映会には、霧社事件にかかわった原住民の遺族やその他14部族の代表者らも招待された(4日=中央社)
原住民を母に持つビビアン・スー(徐若瑄)などが出演する『セデック・バレ』は、08年に一大ブームを巻き起こした『海角七号』の魏徳聖監督が7億台湾元(約18億5,000万円)を投じて手がけた話題作。
1日に行われたベネチア国際映画祭での世界初上映では、エンドロールが終わるまで10分間、観客800人の拍手が鳴り止まなかったという。4日夜、総統府前の凱達格蘭大道で行われた台湾初上映会で、1,000人の招待客とともに鑑賞した馬英九総統は「原住民をよく理解できた。感動した」と目をうるませた。
入場券は貸し切り4万枚、前売り10万枚が売れ、現在の売り上げは4,200万台湾元(約1億1,000万円)。魏監督は、封切り前の目標1億元まで残り6,000万元だと訴え、売り込みを図った。
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