ニュース 金融 作成日:2011年9月5日_記事番号:T00032335
「三商銀」と呼ばれる第一商業銀行、華南商業銀行、彰化商業銀行の3行は、▽同一企業▽同一産業▽同一グループ──への融資に当たり、支店ごとの目標額は下げずに銀行全体としての上限を設けることを決めた。これにより実質的にリスクを低減し、年初に設定した融資目標の年内達成を目指す。4日付工商時報が伝えた。
三商銀の主管はそろって、上半期は企業の資金調達意欲が旺盛だったが、現在は、米ドル需要が乏しく融資にはかなり慎重になっているとしている。台湾元については、経営難に陥っている中堅DRAMメーカー、茂徳科技(プロモス・テクノロジーズ)の債務問題で融資した全額を貸倒引当金として処理する必要が出てきたことなどから、リスク低減のためさらに慎重になっているという。
だが、全体的に見れば現時点の成長速度は緩やかなものの、台湾の輸出入と経済成長は好調と判断しており、優良企業、優良産業、優良グループへの融資は続ける考えだ。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722