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富士康と中国GCL、山西省で太陽光発電所設置へ


ニュース その他製造 作成日:2011年9月5日_記事番号:T00032337

富士康と中国GCL、山西省で太陽光発電所設置へ

 5日付経済日報が中国紙、中国経済報の報道を基に伝えたところによると、鴻海科技集団(フォックスコン)傘下の富士康国際(FIH)が、中国の太陽電池用多結晶シリコン(ポリシリコン)最大手、保利協鑫能源控股(GCL)と提携し、山西省大同市に発電容量200テラワットの太陽光発電所を設置する。総投資額は30億人民元(約360億円)に上るとみられる。富士康は同発電所建設への参画を機に太陽電池生産に乗り出すもようだ。

 両社は既に戦略提携協定を結んでおり、100テラワット分については調査、設計を始めている。主に富士康が投資と運営を担い、GCLが設計と調達、施工を請け負う。発電所の稼働に必要な太陽電池と関連部品は富士康が、ポリシリコンはGCLが生産する。

 なお、鴻海の郭台銘董事長は、GCLが江蘇省塩城市阜寧県で計画中の太陽電池関連部品生産への投資についても、既に董事会に諮っているという。

 GCL関係者によると、富士康と中国大手太陽電池メーカーの海潤光伏科技を加えた3社でポリシリコン10万トン、太陽電池と関連部品の生産能力1万テラワットの達成を目標としている。