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中華映管・ハンスター、上半期損失が拡大【表】


ニュース 電子 作成日:2011年9月5日_記事番号:T00032340

中華映管・ハンスター、上半期損失が拡大【表】

 液晶パネルメーカー、中華映管(CPT)と瀚宇彩晶(ハンスター)は、上半期そろって損失が拡大した。積極的に中小型パネルメーカーへの移行を進めている両社は、大型パネル価格下落による損失は免れたものの、タッチパネル事業の拡充によりコストがかさんだことが響いた。5日付電子時報が伝えた。

 中華映管の上半期売上高は、前年同期比25%減の297億6,900万台湾元(約800億円)だった。良品率が低く、コスト管理の不徹底により営業コストが322億元に上り、営業損失が64億元となった。

 一方ハンスター上半期売上高は、前年同期比29%減の225億7,000万元。粗利益率は6.6%と昨年同期の5.5%を上回ったものの、小型タッチパネル事業のカスタマイズ案件増加で研究開発(R&D)費用がかさみ、営業損失は昨年同期の3倍の15億元に上った。

 またハンスターは米国での反トラスト法違反で訴えられていた問題について、このほど原告団との和解成立を表明した。和解金1,490万米ドルの支払いによる業績への重大な影響はないとしている。