ニュース 電子 作成日:2011年9月5日_記事番号:T00032343
液晶パネル市場の景気低迷が続く中、友達光電(AUO)は、高単価の3D(3次元)パネルの出荷拡大により損失の低減を図る構えだ。3日付経済日報が報じた。
AUOは今年、液晶テレビ用パネルのうち3D製品の占める割合が10%に達する。また独自開発した15.6インチの裸眼3Dノートパソコン用パネルが日本や台湾の大手ノートPCメーカーに採用され、第3四半期より大量に出荷されている。液晶モニター用パネルでは、第2四半期に3D製品の割合が50%に達しており、今後はノートPC用や液晶テレビ用の3Dパネルの出荷増に力を注ぐ。
市場調査機関、ディスプレイサーチによると、第2四半期の3D大型液晶パネルの世界全体の出荷量は、前期比124%増の520万枚となった。このうち液晶テレビ用は同118%増の490万枚を占め、第3四半期はさらに前期比53%の伸びが見込まれる。
液晶テレビ用パネルの第2四半期の世界全体の出荷量は、前期比4.5%増の5,270万枚。3Dパネルの浸透率は9.3%だった。40インチ以上のカテゴリーでの3Dパネルの浸透率は12.7%で、第3四半期には28%以上に達する見通しだ。
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