ニュース 電子 作成日:2011年9月5日_記事番号:T00032344
鴻海科技集団(フォックスコン)の郭台銘董事長は8月31日と9月1日の両日、中国・吉林省長春市を訪れ、孫政才・吉林省共産党委書記、王儒林・吉林省長らと会談した。現地メディアによると、郭董事長は長春市にハイテク産業の集積地を建設するなど、具体的な構想を説明したもようだ。5日付工商時報が伝えた。
郭董事長は、傘下の富士康国際(FIH)が長春市で大型投資を行い、「三創」(創新、創業、創意)をコンセプトとするハイテク産業集積地「長春玉山新天地」を整備する意向を示したという。
現地メディアは鴻海の今回の投資分野について、▽電子▽自動車▽バイオケミカル▽企業育成▽レアアース──など、他地域とは異なる特色を帯びることになると指摘した。
これに関連し、富士康は1日、吉林省政府、長春市政府、中国科学院長春光学精密機械・物理研究所、中国科学院長春応用化学研究所、トウモロコシ加工大手の長春大成集団と戦略提携協定を結んだ。
このほか、郭董事長は中国自動車大手の中国第一汽車集団(FAW)を視察しており、鴻海は一汽集団との提携も視野に入れているもようだ。
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