ニュース その他分野 作成日:2011年9月6日_記事番号:T00032357
行政院主計処が5日発表した8月の消費者物価指数(CPI)は107.08ポイントで、前月比0.03%、前年同月比1.43%上昇した。野菜やエネルギーを除くコア物価指数の年上昇率は1.26%で、2009年2月以来、2年半で最大となった。6日付工商時報が伝えた。
主計処はコア物価の上昇について、過去1年にわたる農業用・工業用原料の価格高騰によってメーカーの操業コストが上昇し、食品や家庭用品の値上がりを招いたためと説明した。一方、原料の上昇幅が2〜3割であるのに対し、コア物価指数の上昇幅は1%程度で許容範囲だと指摘した。
8月の卸売物価指数(WPI)は112.35ポイントで、前月比0.2%、前年同月比3.85%上昇した。輸入物価指数の上昇幅は前年同月比6.41%と過去7カ月で最低となり、物価の安定に寄与しているという。
なお、アジアの近隣の国・地域の直近のCPI上昇率は、▽韓国、5.3%(8月)▽中国、6.5%(7月)▽シンガポール、5.4%▽香港、7.9%──で、台湾は低い水準にとどまっている。
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