ニュース 金融 作成日:2011年9月6日_記事番号:T00032360
中央銀行が5日発表した8月末時点の外貨準備高は4,002億9,400万米ドルで、前月末から4億7,200万米ドル減少した。銀行の為替担当者は、世界同時株安を受けて、外国人投資家による台湾株の売りが拡大したことが要因と指摘。今後も売り傾向が持続すれば、9月には4,000億米ドルを割る可能性もあるとの見方を示した。6日付工商時報が伝えた。
中央銀行によると、外資が保有する台湾株など債券は2,132億米ドルで、今年1月末から412億米ドル減少(8月は80億2,200万米ドル減)した。外貨準備高全体に占める割合も66%から53%に低下。中央銀行の林孫源・外匯局長によると、同行が外貨準備高の発表を開始して以来の最低水準だという。
なお台湾の外貨準備高世界ランクは変わらず4位で、上位3位は▽中国、3兆1,975億米ドル(11年6月末)▽日本、1兆715億米ドル(11年7月末)▽ロシア、4,779億米ドル(11年7月末)──。
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