ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

新光三越、「今後10年は中国市場に集中」


ニュース 商業・サービス 作成日:2011年9月6日_記事番号:T00032363

新光三越、「今後10年は中国市場に集中」

 今年20周年を迎える百貨店大手、新光三越百貨の呉東興董事長はこのほど工商時報のインタビューに応じ、「今後の10年は台湾での拡大は控え、中国市場での展開に集中する」と語った。その上で、北京や上海など大都市は開設コストが高過ぎるため、現在開店に向け準備を進めている成都店(四川省)や蘇州店(江蘇省)など、中規模都市を中心に展開すると説明した。6日付同紙が報じた。

 なお台湾市場において新光三越は、1〜7月売上高が10%成長しており、今年は消費が好調なことから通年売上高も760億台湾元(約2,000億円)に上ると予測している。

 台湾では現時点で新店舗開設の計画はないが、市場の変化に対応するため、台中中港店で大規模なリニューアル、台北市の信義新天地A4館、南西店でテナントの入れ替えなどを進めている。南西店に今月28日オープン予定のユニクロが消費者を呼び込むと期待する。